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iPhoneの緊急地震速報が鳴らない原因は? 設定確認と"マナーモードの落とし穴"を完全ガイド【iPhone/Android】

iPhoneの緊急地震速報が鳴らない原因は? 設定確認と"マナーモードの落とし穴"を完全ガイド【iPhone/Android】

2026年6月は、日本各地で強い地震が相次ぎました。「自分のスマホ、地震のときちゃんと鳴るんだろうか」——そんな不安から設定を見直す人が急増しています。結論から言えば、"鳴らなかった"の多くは故障ではなく、たった1か所の設定が原因です。この記事では、iPhone・Androidそれぞれで「今すぐ確認すべき設定」から、鳴らない原因の切り分け、音量や複数台持ちの悩みへの対処、中古スマホ・格安SIMでの受信可否まで、まとめて整理します。

まずはこれだけ:iPhoneで今すぐ確認する2か所(所要1分)

細かい話は後回しにして、まず命を守るための最優先チェックです。iPhoneは次の2点を確認してください。

  1. 「緊急地震速報」がオンになっているか 「設定」→「通知」を開き、画面を一番下までスクロールすると「緊急地震速報/災害・避難情報」があります。ここのスイッチがオン(緑)になっているかを確認します。

  2. 「常に警報音を鳴らす」がオンになっているか(最重要) 同じ画面にある「常に警報音を鳴らす」。ここがオフだと、マナーモード(消音)中に警報音が鳴りません。普段マナーモードで使っている人ほど、ここを見落としがちです。確実に鳴らしたいなら、必ずオンにしてください。

この2点さえ整っていれば、基本的な受信態勢は整います。以下では、その仕組みと「設定しているのに鳴らない」ケースの原因を掘り下げます。

そもそも緊急地震速報とは? 仕組みと配信のされ方

緊急地震速報は、気象庁が運用している仕組みです。地震には、最初に届く小さな揺れ(P波)と、あとから来る大きな揺れ(S波)があります。震源近くの地震計がP波をいち早くとらえ、その差を利用して、大きな揺れが到達する数秒〜数十秒前に警告を届けます。この数秒が、火を消す・机の下に入る・身構えるといった行動のための貴重な時間になります。

スマホへの配信は、通常のアプリ通知とは別のチャネル(携帯電話会社のネットワークを使った緊急速報の仕組み)で届きます。そのため、専用アプリの登録などがなくても、対応するSIMを使っていれば自動で受け取れるのが基本です。

「正しく設定しているのに鳴らなかった」のはなぜ?

設定が正しくても鳴らない場面はあります。これは故障ではありません。主な理由は次の通りです。

  • 配信の条件を満たしていなかった:緊急地震速報は、最大震度5弱以上と推定される地震で、強い揺れ(震度4以上)が予想される地域に向けて配信されます。あなたのいる地域が対象外だと、鳴りません。
  • 震源に近すぎた:震源のごく近くでは、P波とS波がほぼ同時に届くため、通知が揺れに間に合わない(届く前に揺れる)ことがあります。
  • 電波が届かない場所にいた:圏外や電波の弱い場所、通信障害時は受信できないことがあります。

「周りは鳴ったのに自分だけ鳴らなかった」場合は、まず設定を疑い、次にこうした条件を確認する、という順番で切り分けると原因にたどり着きやすくなります。

「マナーモードなのに鳴らない/鳴った」問題を正しく理解する

ここは検索で最も多い悩みなので、丁寧に説明します。

もともと緊急速報は、消音(マナーモード)中でも鳴るように設計されています。ところがiOS 16以降で「常に警報音を鳴らす」というスイッチが追加され、この状態によってマナーモード時の挙動が変わるようになりました。

  • 「常に警報音を鳴らす」がオン → マナーモードでも警報音が鳴る
  • 「常に警報音を鳴らす」がオフ → マナーモード中は警報音が鳴らない(画面表示やバイブのみ)

普段からマナーモードで使う人は、ここがオフになっていると「いざというとき無音」になりかねません。前章のチェックで「常に警報音を鳴らす」を最重要と書いたのは、このためです。

なお、緊急速報の音量だけを個別に下げることはできません。緊急時に確実に気づけるよう、システム側で最大音量に近い音が鳴る仕様になっています。「音を小さくしたい」場合の現実的な対処は、後半の「音が大きすぎる人へ」で扱います。

iPhoneで緊急地震速報が鳴らない — 原因チェックリスト

「設定はオンのはずなのに鳴らない」ときに確認したい項目を、可能性の高い順にまとめます。上から順にチェックしてください。

  1. 「緊急地震速報」のスイッチがオフになっている:誤操作で切れていることが最も多い原因です。「設定」→「通知」→最下部「緊急地震速報/災害・避難情報」で確認。
  2. 「常に警報音を鳴らす」がオフ:前章の通り。マナーモード派は必ずオンに。
  3. 機内モードがオン:機内モードはすべての無線通信を止めるため、緊急速報も受信できません。コントロールセンターで飛行機アイコンがオンになっていないか確認を。
  4. 音量がゼロになっている:消音スイッチとは別に、音量そのものをゼロにしていると音が出ないことがあります。
  5. 位置情報(現在地)の設定:現在地に基づいて配信されるため、位置情報が適切でないと精度に影響することがあります。
  6. モバイルデータ通信がオフ(Wi-Fiのみ):状況によってはWi-Fiだけでは受信できないことがあります。「設定」→「モバイル通信」でオンを確認。
  7. iOSが古い/一時的な不具合:「設定」→「一般」→「ソフトウェア・アップデート」で最新に。改善しなければ一度再起動を試します。
  8. SIM・キャリアの対応状況:使用中のSIMが緊急速報に対応しているか。格安SIMや特殊なプランは後述します。

ここまで確認しても鳴らない場合は、Appleサポートや各キャリアの窓口に相談するのが確実です。

Androidで緊急速報が鳴らない・音を調整したいとき

Androidは機種によって画面や名称が異なりますが、おおむね次の流れで確認・調整できます(パソコンや特別な操作は不要です)。

  1. 「設定」アプリを開く
  2. 上部の検索窓に「緊急」と入力する(これが一番早い)
  3. 表示された「緊急速報メール」などの項目を開く
  4. 通知のオン/オフ、「マナーモード中の鳴動」「常に最大音量で通知」といったスイッチを確認・調整する

キャリアによっては専用アプリ(例:au災害対策アプリなど)側に「緊急速報メール」の設定があり、「マナー時の鳴動」を「鳴動する」にしておく必要があります。

なお、Androidは設定アプリのスイッチだけだと、OSのアップデートやアプリの仕様変更で設定が戻ってしまうことがあります。気づいたら定期的に見直しておくと安心です。

※一部で「緊急速報のシステムアプリ自体を削除する」方法が紹介されていますが、これは地震だけでなく津波警報やJアラート(国民保護情報)まで一切受け取れなくなる操作で、上級者向け・完全な自己責任です。命に関わる警報を消すことになるため、当店ではおすすめしません。

音が大きすぎる・スマホが複数台で困る人へ(責任ある減らし方)

「深夜に爆音で起こされる」「複数台のスマホが一斉に鳴ってしまう」——こうした悩みも実際に多く聞きます。ここは、安全を損なわずに負担だけを減らす考え方が大切です。

まず前提として、前述の通り緊急速報の音量だけを小さくすることはできません。その上で、現実的にできる対処は次の通りです。

  • マナーモード時に鳴らさない設定にする:iPhoneなら「常に警報音を鳴らす」をオフにすると、マナーモード中は音が鳴らなくなります(画面表示は残ります)。ただしこれは「いざというときも無音」になるため、就寝時の運用とセットで考える必要があります。
  • 就寝時は端末を体から少し離して置く:枕元でなく机の上などに置くだけでも、爆音の体感はやわらぎます。
  • 複数台持ちの人は「鳴る台数を絞る」:すべての端末をオフにするのではなく、メインの1台は必ずオンのままにして、サブ機だけ音を抑える。これなら情報は確実に受け取りつつ、一斉に鳴るストレスだけを減らせます。

大切なのは「全部オフにしない」ことです。特に大きな地震のあとは、しばらく余震に注意が必要な期間が続きます。緊急速報をすべて切ってしまうと、身を守る数秒を失うことになりかねません。「消す」のではなく「最適化する」——この発想で調整してください。

「緊急速報」を切ると何が消える? 津波警報・Jアラートとの違い

「地震の通知だけうるさいから」と緊急速報をまとめてオフにすると、地震以外の情報も受け取れなくなる可能性があります。iPhoneの緊急速報には、大きく分けて次の3種類が含まれます。

  • 緊急地震速報(気象庁):大きな揺れが来る前に知らせる、いわば事前通知。
  • 津波警報(気象庁):地震後、津波が予想される場合に配信されます。
  • 国民保護に関する情報/Jアラート(内閣官房など):弾道ミサイルや大規模災害など、国民保護にかかわる警報です。

これらは、それぞれ独立してオン/オフを設定できます。「地震の通知だけ調整したい」つもりで全体を切ってしまうと、津波や避難情報まで届かなくなることがあるため、特別な理由がない限りは、すべてオンのままにしておくことを強くおすすめします。

【中古スマホ・格安SIMの人は特に確認】緊急速報は受信できる?

ここは、意外と誤解が多いポイントです。当店のような中古端末を扱う立場から、正確にお伝えします。

緊急速報を受信できるかどうかは、「端末が新品か中古か」では決まりません。 カギを握るのは、使っているSIM(回線)が緊急速報の仕組みに対応しているかどうかです。

  • 格安SIM(MVNO):多くの格安SIMは大手キャリア(ドコモ・au・ソフトバンク)の回線を借りているため、緊急速報の受信に対応していることがほとんどです。ただし、一部のデータ専用SIMや特殊なプラン、通話のみのeSIMなどでは対応状況が異なる場合があります。契約中のプランについては、各社のサポートページで確認してください。
  • 中古端末:中古で購入したiPhoneやAndroidでも、対応するSIMを挿し、この記事の設定(「緊急地震速報」オン+「常に警報音を鳴らす」オン)を確認すれば、問題なく受信できます。

もうひとつ、見落とされがちな注意点があります。機種変更や端末の入れ替え直後は、緊急速報の設定が新しい端末にそのまま引き継がれているとは限りません。 買い替えたばかりの人ほど、新しい端末で必ず設定を確認してください。「前の機種では鳴っていたのに」というケースの多くは、この確認漏れです。

Apple Watch連携・通知履歴・バックアップアプリ

Apple Watchでも受け取れる:iPhoneとペアリングしているApple Watchは、iPhoneと連動して緊急速報を受け取れます。腕に着けていれば、振動と音で気づけるため、就寝中にiPhoneが手元になくても安心材料になります。ただしiPhoneが機内モードや電源オフだと、Apple Watch側にも届かない点は覚えておきましょう。

受け取った速報をあとで確認したい:受信した緊急速報は、通知センター(画面上部から下にスワイプ)で確認できます。ただし、通知を消してしまうと標準機能では履歴をたどれません。あとから内容を確認したい場合は、「Yahoo!防災速報」などのアプリが役立ちます。

"鳴らない"に備える冗長化:端末内蔵の緊急速報がうまく届かない場合に備えて、「Yahoo!防災速報」や「特務機関NERV防災」といった防災アプリを併用しておくと、受信手段が二重になり安心です。設定を見直したうえで、こうしたアプリも入れておくことをおすすめします。

よくある質問(FAQ)

Q. マナーモードにすると緊急地震速報は鳴りませんか? A. もともとは消音中でも鳴る設計ですが、iOS 16以降は「常に警報音を鳴らす」がオフだとマナーモード中に音が鳴りません。マナーモード派は、この設定をオンにしておいてください。

Q. 緊急速報の音量だけを小さくできますか? A. できません。緊急時に確実に気づけるよう、音量は調整不可で最大音量に近い音が鳴る仕様です。負担を減らしたい場合は、マナーモード時の挙動や端末の置き場所、複数台なら鳴る台数の調整で対応します。

Q. 格安SIM(MVNO)でも受信できますか? A. 大手回線を借りている格安SIMは、多くが対応しています。ただし一部のデータ専用SIMや特殊プランは例外があるため、契約先のサポートで確認してください。

Q. 中古で買ったスマホでも鳴りますか? A. 鳴ります。受信可否は端末の新旧ではなくSIM(回線)の対応と設定次第です。「緊急地震速報」と「常に警報音を鳴らす」のオンを確認してください。

Q. 海外にいるとき、日本の緊急地震速報は届きますか? A. 日本のキャリアの電波が届かない海外では受信できません。渡航先で現地の緊急通報が届く場合はあります。

Q. 古いiPhoneでも設定は同じですか? A. 「設定」→「通知」→最下部「緊急地震速報/災害・避難情報」という経路は共通です。iOSのバージョンによって画面の細部が多少異なる場合があります。

Q. 通知を消してしまいました。あとから内容を見られますか? A. 標準機能では履歴をたどれません。「Yahoo!防災速報」などのアプリを使うと、地域の過去の情報を確認できる場合があります。

まとめ:まず設定、そして"消す"より"最適化"を

2026年6月のように地震が相次ぐと、「自分のスマホは本当に鳴るのか」という不安が高まります。まずやるべきは、iPhoneなら「緊急地震速報」と「常に警報音を鳴らす」がオンになっているかの確認です。この2つが、いざというときに鳴るかどうかを分けます。

そして、音や複数台の負担が気になる場合も、「全部オフ」ではなく「鳴る台数や置き場所を最適化する」という発想が大切です。緊急速報は、大きな揺れの前の数秒を届けてくれる、命に直結した機能。上手に付き合いながら、いざというときに備えておきましょう。

※本記事の設定手順・名称は、端末やOS・キャリアのバージョンにより異なる場合があります。最新の詳細は、お使いの端末メーカー・通信事業者・気象庁の公式情報もあわせてご確認ください。

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